接近イベントのすすめ
みなさんは初めて女性声優、アイドルとの接近でした会話を覚えていますか?
握手会をはじめお渡し会、サイン会など様々な名目での接近イベントが増えています。
そんな接近イベントで一番嬉しいのは相手と喋ることができること。こんなチャンスはそう来るわけではありません。
しかしある時を境に1つの悩みに辿り着きます。喋ることがない。
女生徒のコミュニケーションに難を抱えており、最近はヒトの言葉ではない言語で話すオタクが増えたためヒト語を用いて女性とコミュニケーションをとることが至難になっています。
正直に言うと、僕は接近イベントで毎回後悔しています。
「これ言い忘れたなぁ」とか、「あのことばっか話しちゃったなぁ」とか。
僕の初めての接近イベントはいとうみ/くさんという劇薬でお話しする前後の記憶がすっ飛ぶ純粋にキモイエピソードを持っています。あの時から大して進歩がありません。
やはりTOへの近道はトーク力が不可欠なのでは?(タイトル回収)という結論からどうにかうまい話題をひねり出す準備として接近イベントについてまとめました。
イベントタイプ
握手会
アイドルの接近イベントで多いです。
1番有名どころでは特典券1枚より握手が1回できます。グループや運営によって変わってきます。
時間で言うと一回5~10秒。坂道グループの場合複数枚同時だしで長居が出来ます。
手のつなぎ方は普通の握手、両手恋人繋ぎなどアイドルによって様々。ハンドクリームの匂いがつくのでそれ嗅いで楽しめます
直にアイドルに触れられるという他とは違うアドがありますが、身振り手振りを封じられるため声をある程度張ってお話ししないと無駄に時間を消費してしまいます。
またグループによって1回で一人、1回でグループ全員となどお話しする人数が変わってきます。
特典お渡し会
女性声優現場で接近イベントのほとんどを占めるタイプ。
数10分のトーク(ある場合にはミニライブコーナー)の後にブロマイドなどの特典を演者から直接渡される時間がお話しできる時間になります。
時間は15秒前後お話しできる時や一言二言話すだけで剥がされるときなど場合によってかなりばらつきがありますが、基本は5秒前後。
座席は事前に決められているか、先着くじ引きの2つが多いです。
特に後者の場合前方は早い者勝ちとなりますがお渡し会のみの場合すぐ退場することになるためそのあとの予定がある等早抜けしたい場合以外は後方の席になっても問題ありません。
サイン会
写真集関連のイベントが多いでしょうか。CDサインのイベントもあります。
基本的には特典お渡し会と同じ流れ。違うのはお話しできる時間の長さ。
当然サインはその場で書かれるため書く時間分お話ができます。10秒以上が多いです。
しかし長くお話ができることやサインが貰えると他の接近イベントと比べると人が多く来るため抽選式の場合は倍率が、先着式の場合は券取りが問題となってきます。
チェキ撮影
所謂地下グループがよくやってるものです。
撮影はポーズ指定できますが、よくわからない人も大丈夫です。向こうがこれしよう等ポーズを先にやってくれるのでそれ真似すれば特に問題は起きずに終わります。
他と違う点としては現物が手元に残ることが一番わかりやすいですね。その場でサインしてもらうこともできるので日付が入ったり衣装がその日限定だったり個別でコメント書いてくれたりその時その時で特別感が強くなります
撮影後もお話しする時間はありますが基本握手会よりも短めにされているのでじっくりお話ししたい場合には握手会に行きましょう。
その他
ハイタッチ会やお渡され会など、様々な内容が増えてきました。
ハイタッチはまだ実際に入ったことないので時間はわかりませんが大抵は特典お渡し会の派生と考えて大丈夫です。
演者の対応
ざっくり分類するとこんな感じです。
フレンドリー
アイドル現場など、固定ファン層が多くあまり有名ではない演者だと認知される可能性が高くお友達感覚で接してくれます。これは恋しちゃうな~~
気軽に接しやすいのでお話しする内容も困りにくく、接近イベントで一番易しいタイプの人です。
お手紙など名前を知られる機会があれば個人個人の名前を聞いただけでどんな人かすぐ言ってくれるので親密度の感じやすさが段違い。代わりに狂わされるオタクが出来やすい。ここってAV女優も含まれますか?教えて自信ニキ*1
場合によっては名前を憶えられてTwitterでしっかりツイートに目を通されます。
手早く認知をしてもらえるので承認欲求をすぐ満たせますが現場に行かなくなった場合もすぐわかられるため堂々と言い訳を言ってるとすぐバレます。
ややフレンドリー
女性声優ではこの辺りが上限っぽさがあります。体感ですが
フレンドリーと違うのは個人名を出すことがほぼないことでしょうか。「お、知ってるキモ君来たな。」という顔をする程度で深くは掘り下げてきません。期間が空いた後だと久しぶりだねとかそれくらいは言ってくれます
自然な会話がしやすいためこのタイプの人もお話をする分には困りません。
程よく承認欲求が満たされる。
ややドライ
ここから少しお話で困るゾーン。
当たり障りのない返事が来やすい。なのでこのタイプの人が一番会話を頑張る必要があります。
やはり何度も現場に行っていると顔は覚えられるようで「またキモ君か」て目線が来ます。うまく気持ちを良い方向へ持っていける話題を振ってプラスのイメージを与えるのが良いでしょう。つまりしんどい。でも許しちゃう。
ドライ
剥がしが早く、演者自体があまりお話しすることが得意じゃない場合がほとんどです。流石にアイドルではいませんが。
だんまり決め込むとお互い沈黙したまま終わるので一方的に話すのがまるいかも。
その場合は言いたいこと言えばOKなので意外と全タイプの中ではある意味一番気を遣わずにお話しできる貴重な存在かもしれません。
話題の振り方
一番大事。
ここで気にしたいのが一人当たりの時間の尺。お渡し会などで多い5秒だと会話1往復+オタク側の返事で剥がしのトントンが来ます。
短すぎると沈黙する間が気まずいのともったいない気持ちがでてしまうためうまい具合に長めに設定する必要があります。
長すぎると収まり切りませんが、剥がしにとんとんされた程度ですぐ引き下がるほど素直なオタクはいません。多少長ければ剥がされた後の数秒を使って話せるのでむしろちょうどいい長さになることがほとんどです。
一番無難な話題はイベントに関すること。
逆に一番良くないのは簡単に答えられない質問を振ること。
ある時僕がやらかしてしまったのが
漏れ「~~~なんですけど、どうすればいいと思いますか?」
演者「え、うーんそうだな~......」
剥がし「時間でーす」
演者「あ、〇〇がいいと思うよ!」
という流れ。演者の負担になり時間を多く消費するためメリットがほとんどありません。
良い話題の一例
・共通点を挙げる(年齢が同じ、出身が同じ、趣味が同じ)
→手っ取り早い上に楽に出せる。これをヒントにして個人個人を紐づけることもできるので認知欲しい人にもおすすめです。
難点は共通点からどう話を広げるかにすべてかかっているので何も考えないで振るとフリーズします
・気になっていたことを聞く(プロフィールにあげていることは本当なのか)
→これもまあまあ手っ取り早い(ほんまか?)。ラジオとかで言ってたことを掘り下げたりするのが良いでしょう
流石に処女ですか?とかは障害過ぎるので除外で。
・最近あったこと(エピソードトーク)
→時間をまあまあ使いますが気楽に話すとしたらこれですかね。僕は認知されてる人の時はほとんどこれです
実はこれが一番難しいですが「この間食べに行ったデブラーメン美味しかったんですよ~」とかでも十分です
バイト先で話して受けのいい話をお渡し会で使う事は良くしてます。所謂選別です
良くはない一例
・曲/出演作品の話
→無難ですが、無難すぎて何億人も同じ話をしてしまいます。
極端な話、「リプや手紙で言えばよくない?」
・お願い系
→基本予め禁止されていることですが、ここでは上記の質問系もここに入ります
認知欲しい人もそれ以外の人もあんまり良い手とは言えないので
最後に
いつになっても接近イベントは慣れないものですが、それは女性と会話する機会がほとんどないからでしょう。
一度自分の推しとの会話を振り返ってみてはどうでしょうか。これ普通の女性とだったらツバ吐かれてるだろうなぁとか、きょどっててキモイなぁとか。鬱になります。
僕は次のリリイベまでに小さな脳みそフル回転して接近イベントで無限になるオタクを目指します。そのためにもバイト先の奴隷となり収入を安定させます。
ついこの間木戸ちゃんのお渡し会で2年前と同じドモり方しました。何も成長してなかった。
(2019年5月2日追記)
想像以上に検索からアクセスしやすいことが判明したのとこれを最初に書いた時期からまあまあ時間が経ったこともあり適宜サイレント更新してました。
あれから時間が経ちここ最近幸せを感じた瞬間は自分の番になったとき「久しぶりだね~」と言われるようになったことです。ちょろい
学生でいる間は頑張っていこうと思います。就職した後もこれくらいはできるようになってたらいいなあとは思いますけどね
あとはキモくない手紙の文面をお勉強したいです。便箋の選び方とかそこら辺も助けてくれる人が欲しいです
話題に関しては自分でも手探り状態なのでこれ良いよとかこれは不味いよとかあったら教えてくれると嬉しいです
*1:含まれるらしいです。